2007年02月19日
東京マラソン完走、寒さと情熱の戦い。
2/17 東京マラソンの前日皇居の周り5㌔をゆっくり足を確かめるように走る、異常なし明日頑張 !、 東京ドームへエントリーの手続き、参加者だけの入場制限、入口で更に手荷物検査の厳重なる 体制、流石3万人規模の大会らしく様々なランニングイベントが開催されて大変な混雑である、明日は天気が雨模様との事だが心配である、夕方の予報ではスタートの午前9時から雨が止むとの事、それならベストコンデションで走れるラッキー!
2/18 東京マラソンの朝午前5時起床、雨が振っている、予報では今日は90%雨、昨日の予報はどうしたことか、朝7時に妹の家を雨カッパきて荻窪駅へそして新宿へ益々雨が激しい都庁までの中央通は参加者で溢れ道路脇での着替えで混雑している、今日は雨の中のマラソンと知床羅臼でのミゾレの中での40㌔走を思い出し覚悟を決め、ロングタイツ、ロングシャツにベストを着て更に雨カッパ、ランニング手袋には料理用の手袋、靴は濡れてグショグショになるので本道沿岸走の雨のランを思い出し、、ビニュールの買い物袋にソールと足を入れて履き防水対策をして臨む、雨は益々激しくなりゴールで受け取る荷物預かり所とスタート整列位置(ゼッケン番号により異なる)が解らなく大混雑である、ようやく準備を終えて位置につく隣に沖縄からの参加者が震えている、北海道からだと言うと寒くないでしょうと言われて我慢する、9時10分スタートしたらしいが動きが無い暫くしてようやく歩き始めスターラインまで10分ぐらいかかった、思ったよりは走れる、ゆっくり㌔7分ペースで入るんだと抑える、しかし下りで早すぎる様だ2㌔で6分30秒ぐらいだ、押さえて抑えて、5㌔も㌔6分半、仕方が無いこれで行こう品川までは抑えても皆が抜いて行くので引っ張られるのと寒さ対策でどうしても上がる、品川からの折り返しで向かい風で寒い、このまま浅草雷門まで寒いのだろうと覚悟してなるべく風除けに人の後を走る、ハーフ地点を越え銀座のど真ん中を走り気持ちがいい寒さ以外は体力的にまだまだ余裕がある、バナナ、パンなどが有る筈だが無い、矢張りと持ってきたレトルトのお粥を食べる、ここあたりから速度を増そうと張り切る、しかし風が強い、ここは無理しないで浅草折り返しの追い風から勝負に出よう抑える、折り返しから㌔6分で走ろうとするがスピードが増さない、足が寒さで動かない、では35㌔築地の本願寺で手を合わせ仏の力を借りそこから最後の走りと向かう、残り7㌔と速度を増す、しかし幾つもの橋の登る下りが続く35㌔からのこれは足に来る、今まで抜いていったランナーをドンドン抜く、気持ちが良いが足は次第に動かなくなる、雨も上がり雨カッパを捨てて㌔6分の走りと気合を入れギヤチエンジをして勝負にでる、時計を見る、この6㌔で行くと予定の4時間30分ぎりぎり、頑張ろう!しかし動かない40㌔で4時間22分後2キロ少しを8分で走れないもはや諦め、途端に失速して走れない1㌔ほど手前の最後の橋の登りこれが走れない、後500mのはずだがゴールゲートが見えない、カーブを曲がったらゴールでした、ネツトタイム4時間37分でゴール。
完走メダルを首に掛けくれるが、可愛い若い方を探し受け取る。寒さで苦労した割には小さいが情熱の重さがあるかな、、、メダルには火の字がデザインされていた、最初から寒い大会を予想していたのでしょうか。
寒さ情熱との戦いでした、応援ありがとう!抽選に漏れた多くの友の屈辱を背に雨にも風にも寒さにも負けず走りました、予定よりは7分オーバーでしたが今夜は熱燗で誉めてやります。
今月100㌔今年度累計341㌔