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スポーツ  |札幌市中央区

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プロフィール
走るキンサク
走るキンサク
 氏名    橋    金作
        走 る キンサク(76歳)

●主な役職
株式会社エコニクス創業相談役
㈱沿海調査エンジニヤリング相談役、 
(財)電気保安協会 理事、
(元)北海道経済連合会常任理事
●趣味スポーツ歴
・日本海沿岸走5800㌔走破
 北海道沿岸道3000㌔走破、
 青森竜飛岬から青森・秋田・山形・新潟・富山・石川・福井・京都・兵庫・鳥取・島根・山 口・福岡・佐賀・長崎県野母崎の日本海沿岸2800㌔走破、九州最南端佐多岬ヘ、青森大間崎から太平洋沿岸久慈海女ちゃん小袖浜へ更に陸奥海岸復興視察ランで女川へ
・サロマ100㌔ウルトラマラソン4回完走、
・札幌スキーマラソン50キロ15回完走、
・オホーック85㌔スキーマラソン11回完走、
・ヒマラヤ カラパタール5545m、ゴーキョピーク5357m登頂。
・エベレストBCへ2度(チベット側チョロランマ、ネパール側サガールマーター)
・国際潜水教師協会理事(NAUI)元インストラクターDr、
・他に北海道、東京、ホノルル、洞爺、千歳、網走等のフル、利尻一周55㌔マラソン等など完走、自転車、水泳、カヌーなど
平成 2018年 3月 現在
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2007年12月08日

2540m高地ザンムを走る9/24

●9/24朝から雨、ここザンムはヒマラヤ山脈の南側に位置しインド洋からの湿った空気が山にあたり雨が多い、街は山肌にえばり付く様にあり、坂道ばかりで雨水が道路を流れ小川のようになりゴミも一緒に谷底へと流す水洗道である。朝食はホテルのレストランでする事にしてお粥と饅頭を食べる、見知らぬ男が近づいてきた、、、元とルピ(ネパール)との交換をとの闇の両替商である、偽札を掴まされる事があるので相手にしないで断る、しかしここはこの町一番の国際ホテルである、闇屋が堂々とレストランに入り込み商売をさせるとは驚き、昨夜も街の中で何人にも声を掛けられた、、、不気味な国境の町である。2540m高地ザンムを走る9/24
このホテルには今日は泊まれないので10時までにどこか探さなければと息子は出かけた、暫くして戻りこの向いのホテルが空いているとのことで其処へ移動する、安宿のようであるが我慢しよう、部屋のカギも危ないので貴重品は全て身体に身に付けなければならない、勿論セフテーBOXは無い、雨も止み始めたので街の探索に出かける、両替闇屋が私の顔を見るとうるさく付きまとう、、、日本人のオジサンはお金を持っていると見えるのだろう、取り合わず作動する、振り切る、カメラの乾電池を買いに店に入る中国製のアルカリ電池を買う、電池交換するがカメラが動かない、、、日本を出る前にメーカーで修理してきたばかりなのにどうなっているのか、、、日本から持ち込んだ古い電池があり交換してみたら何作動する!買ったばかりの電池は電圧が低く動かないとは、、、、返品に行き交渉するがパッケージーを開けたものは受け取れないと取り合ってくれない、仕方が無いと他の店へカメラを持って行き電池をその場で電圧をチックしてドイツ製の電池を買う、テンリー町で電池を買ったが半日で駄目だった、古い電池は電圧が低下する中国製はこのレベルである事が解った、日本でも40年前は古くなった電池は放電して同じであった事を思い出す、電池は日本から全て持っていくべきであった。
午後ショートタイツと半袖でランニングへ出かける、ここ2750mの高地での走りは如何だろう、それも坂道である、恐る恐るゆっくりと坂道を登り走る、凄い2000m以上高度が下がり酸素圧が高くなり、これほど楽に平坦と変わらなく走れるとは、帰国後の札幌マラソンが楽しみである。市街は中国ゲートから約2キロ上までの其処を往復する、商店が並んでおり店の人々がこちらを見ている、、こんな坂道を行ったり来たり4回も走る変な人と見えるらしい、、両替闇屋も寄り付かない、しかし野良犬がうろうろしている、気を付けながら走る、子供の頃走っていて噛まれた事を思い出す、尚更恐ろしく感じる、折り返して7㌔程で犬同士が道の真中で噛みあいの喧嘩をしている、とても其処を走る勇気は無くそろりそろりと歩きホテルへ戻る。この町はチベットで有るがチベット人は見当たらない、どうも漢族を移住させて国境の安定化を計っている様に思える。
夕食は中国チベット最後の夜であるから中国元を残さないようにご馳走を食べ使い切る事にして、高級そうな火鍋(シャブシャブ)レストランの個室でチベット式シャブシャブを食べる事にする、メニューを見ても良く解らないので高そうなセットを頼んだ、色々な肉,魚、野菜、タレ、湯のみ茶碗の様な物に入れてドブロクのような飲物が出てきた、食べながらこれを飲むのだろうと飲む、矢張りドブロクのようである、ビールを飲みながらシャブシャブする鍋は辛いとソフトなものに二つに仕切られぐらぐらと煮えあがり、それに肉を入れシャブシャブするが直ぐに煮えなく身が赤い、、、、、ぐらぐら煮えたぎっているが、、変だ!考えてみるとここは2750m気圧が低く100度にならないのである、色々入れて煮付けるようにして食べる、示唆しぶりのビールとご馳走である、しかし何か目眩がしてきた、、、出てきたドブロクが効いてきたようだと女給さんに聞いてみたらそれを飲んだのですかと驚きの顔、それは肉などを付けて更にタレをつけ食べるのですとアドバイス、それを飲んでしまったとは、、、、息子は更に高そうな肉を注文する、ウチの息子は子供の頃から値段を見て高そうな物を注文する癖があるが23歳になっても直らない。結局食べ残してしまった、、、500元(7500円)払い店を出る、ここチベットでは高級料亭レベルである。国境の町は夜、デイスコクラブなど飲み屋もあり賑やかであるホテルの近くのバーに入る、多くの外人が飲んでいる、しかし中高年者のオバサン、オジサンばかりである、息子は若い人を当てにしていたが残念、クラブでもと考えたが、懐に多くのお金を入れているので危ない、今夜は大人しく寝よう。しかし深夜まで派手な音楽がクラブで鳴り響き呼び込みをしている様に部屋まで聞こえてくる、その誘いには乗らない。明日はチベットからの出国とネパールへの入国でビザ申請やら手続きで朝から忙しい。ネパールへ明日の車の出迎えを電話で確認をする、午前11時国境の橋で名前プラカードを持って運転手が待っているとのことこれで安心。

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この記事へのコメント
村上春樹の向こうを張って世界の屋根を走った男で作家デビューできますね。ラベルのはなしは概要がつかめたでしょうか?ここ2年間仕掛けてきた話しです。お話しや紹介もできます。
Posted by 長野 章 at 2007年12月11日 08:51
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